レッスン日記
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音楽院の生徒さんにレッスンの感想を語っていただくページです。
熱烈歓迎!

 横浜磯子教室 Oさん

          厦門文化交流演奏会の感想

前夜「成田日航ホテル」にて

全員揃って出発したのは11月20日(金)ですが、前夜に成田に泊まった人もいました。
演奏旅行は実はここからスタートです。
というのは、今回は飛行機がジャンボではない為私たちの大事な楽器を機内に持ち込めず、しっかり梱包して格納庫に入れざるを得ませんでした。
先生が一人ひとりのケース内を確認して、さらに大きなダンボールに箱詰めするという作業を、ホテルのロビーでまわりに気を使いながら皆でやりました。
楽器にトラブルがないことを祈りながら出したり入れたり、成田について自分の楽器が戻ってくるまで気の抜けない旅でした。
でもおかげでこういう時の運搬法はしっかりマスターできたと思います。

ダンボールの用意から、まるで引越し業者のように荷造りしてくださった皆さん、お疲れ様でした。
そして皆の楽器が傷まないように細心の注意を払ってくださった先生、本当にお疲れ様でした。
そして、ホテルのロビーという大切な空間を快く提供してくださった「日航ホテル」の方にも感謝したいです。


第1日目 11月20日(金)

早朝から成田に向かった皆さんとも無事合流!!それから飛行機に乗り込むまで、人数も多いので色々ありましたが、ほぼ予定通り成田を飛び立つことが出来ました。

AN935便は一路福建省へと・・・。
演奏がうまく出来るだろうかという不安と、厦門観光や美味しい中華料理への期待など、皆の思いを乗せた「空の旅」でした。

 厦門の空港では、先生の可愛いい姪御さんとガイドの方が私達を待っていてくださいました。
到着が遅れたので気が気ではありませんでしたが、バスの中ではどうすることもできず、ホテルに着いてからも大急ぎで演奏会の準備にかかりました。

きれいに飾りつけられた会場に感激しながらも、楽器の音合わせから何からやることが沢山あって頭の中はパニック状態です。
先生はホテルの人となにやら打ち合わせしたり、リハーサルもしたりとこれまた大忙しです。
お手伝いしたくても中国語はさっぱり分からず、右往左往するばかりの私でした。

先生の恩師の到着を待ってからいよいよ演奏の時間。
曲目は「採茶朴蝶」 「彩雲追月」 「賽馬」 「昴」の4曲とアンコールの「鼓浪嶼之波」、そして私たちの代表「中村千恵子」さんの「葡萄熟了」です。

間に「趙亮老師」の演奏を聴かせて頂き、最後に先生の「雲雀」と菊池さんとの合奏による「翼をください」、そして最後の最後は「大海哬、故郷」の大合唱と二宮さんの手締めで終わりました。

素敵な日中の交流になりましたし、私たちの演奏の出来は先生の明るい笑顔が語ってくれたのではないでしょうか。
更にもう一つ私が印象に残ったのは、会が終わった後に、ご高齢の先生の恩師の方が自ら中村さんのところに足を運んでくださって、肩を抱きながら褒めてくださったり、アドバイスしてくださったり、とても素敵な光景でした。
音楽には国境の壁も年齢の差も何もないんだということを、しみじみ実感した瞬間でした。

宴会の余韻を味わう暇もなく、後は全員で片付けです。
先生のお部屋で遅くまで楽器の梱包をしてくださった皆さん、有難うございました。
こうして、私たちの「長い一日」が終わったのは、日付がもう21日に変わる頃でした。


第2日目 11月21日(土)

前夜の疲れもいざ知らず、元気な私たちが向かったのは、世界遺産にも登録されている「福建土楼」です。
これはとても見ごたえがありましたね。
やはり世界遺産になるだけのことはあります。
長い道のりの途中でバナナ畑に感動した私たちの気持ちを察してか、先生はバスを降りて食べたいモード満々の私たちにバナナを買ってくださいました。
完熟ではなかったけれど、美味しいバナナでした。
運転手さんのラリーのような運転には肝を冷やしましたが、たどり着いたところは土楼や大きな水車があるのどかな農村という感じで、癒しの場所でした。

ゆっくり川べりを散歩したかったのですが、足元の石ばかりに気をとられて大変でした。
でも、今までゆっくりそういう機会もなかったNさんと、歩きながら色々なお話が出来てとてもよかったです。
今回の旅行では、バスの中での会話や、楽しい食事、夜のショッピングなど、生徒さん同志の交流もずいぶん深まったと思います。
皆で撮った集合写真がよい証明ですね。
田螺坑土楼郡をバックに撮った写真は記念すべき思い出の一枚になりました。

写真といえば大活躍のHさんにはお礼の言葉もありません。
本当にいつもいつも有難うございます。
最後に撮った海辺の記念写真など、どれも大切に撮っておきますね。

中国には「厦門」のような近代都市もあり、一方で「土楼」のような古い歴史を語る集合住宅もあり、その幅の広さや奥の深さには目を見張らされます。
日本人として日本の文化や伝統には誇りを持っていますが、やはり中国にはかないませんね。

「土楼」では沢山の人々が自分たちの生活を営んでいます。
すっかり観光化されていて、こんなにずかずか、ジロジロ見ていいのかしらとかえってこちらの方が気を使ってしまいましたが(と言いつつちゃっかり写真を撮りましたけど・・・)、そこでしっかり商売をしている人たちの力強さに目を向けるべきなのかもしれません。

日本のテレビ等で時々見かける中国の多様な素顔を目の当たりにすることが出来ました。
また、中庭でごく普通に楽器を弾いている男性もいました。
日常生活の中に音楽が普通に溶け込んでいるのも、日本との大きな違いのような気がしました。

待ちに待った夕食は精進料理で、ホテルに着くや元気なNさんの音頭で夜の街に繰り出した方もいらっしゃいましたが、私はお部屋で荷物の整理など。
明日に備えてふかふかのベットでスリーピングでした。


第3日目 11月22日(日)

今日の最初は「コロンス島」の観光です。
フェリーでたった10分の船旅ですが、ここでも中国の逞しい一面にびっくりです。
ゆっくり並んで乗船というイメージでいたのですが、人がひしめき合ってこのまま押されて岸壁から海に落ちるのではないかと思いました。
思わず先生の上着のすそにつかまりたくなったのですが、その先生もどこにいらっしゃるのやら、ただただ人の波に押されているうちにいつの間にか船に乗っていました。

こんなに多くの人が行きたがる「コロンス島」はどんなところなのかと思いましたが、「開場の花園」と言われるのにも納得!!アーチが美しいヨーロッパ風の建物や町並みに魅了されました。
おせっかいな私はYさんに、「ここハネムーンにいいんじゃない。彼女にガイドしてあげれば。」
などと、つい軽口をきいてしまいました。

ピアノ博物館なども見ごたえがありましたが、華僑の豪華な別荘の一角で鑑賞した指人形や、古い南胡などを用いた4重奏がとても心に残りました。

眺め抜群の日光岩にも登りたかったのですが、時間が・・・。
帰りは島巡りの小さな乗り物に乗ってらくらくと港に戻りました。

お昼は厦門一の海鮮料理店で福建料理を堪能して、午後は「南普陀寺」にお参りをしました。
ここも健康名所らしく境内には本当に沢山の人がいました。
私はそれなりに拝観しましたが、なんだかよく分からないうちに門を通ったら、なんとそこが出口で何も見学できなかったという人もいて大笑いしました。
帰りのバスで乗り口に立っていたら、全く関係のない女性の方が私たちの専用バスに乗ろうとするのです。
先生がすぐ腕をつかんで引き止めたので大丈夫でしたが、ちょっと焦ってしまいました。

さて、福建省といえばやっぱりウーロン茶ですよね。
コースの中にお茶の工場も含まれていて、色々なお茶を味わいながら楽しいお土産選びが出来ました。
勿論私も、皇帝が召し上がるという最高のお茶をここぞとばかりに買いました。
これで家族へのお土産もばっちりです。

厦門最後の夜はマトンや野菜がたっぷりのしゃぶしゃぶで思いっきり飲んで食べて盛り上がりました。
そして夕食後はガイドさんの案内で楽しいショッピングや飲み歩き(?)。
それぞれに楽しんでいたようです。

私は数人で待望のマッサージへ行きましたが、これがまたびっくりなのです。
夜の10時過ぎというのに大きな総合病院のような治療所はバリバリ営業中という感じで、全身から足裏まで最高のひと時をすごしました。
しかも料金は日本の三分の一くらいかな。
もう病みつきになりそうでした。


最終日 11月23日(月)

最後の最後まで先生は私達を楽しませてくれました。
後は飛行機に乗るばかりなのですが、「胡里山砲台」という港を守る要塞施設に連れて行ってくださったのです。
海の向こうには台湾があるという歴史上の重要なポイントです。
ジオラマなどもあって、時間があればもう少し見学したかったですね。
数々の戦を乗り越えて今日を築いた中国の歴史のひとコマに触れる思いでした。

帰りの機内では、たまたま先生と同じ年の生まれというビジネスマンが近くにいらして、先生とお話が弾んでいました。
先生も少し気が楽になられたのか、リラックスした様子ですごしていらっしゃいました。
今回の旅行については、何度か厦門にも足を運ばれて、私たちの為にも一生懸命取り計らってくださいました。
先生がいらっしゃらなければ経験できなかったことが沢山経験できました。

この旅行記も、一人ずつバスから降りて笑顔でさよならするところで終わりにしたいと思うのですが、最後に改めて、「陳先生、本当に有難うございました。これからも、不肖の弟子ですが、私たち生徒のこと宜しくお願いします。」

長々と書いてしまいましたが、ここまでお付き合いいただいて有難うございました。
また、新年会で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


| 陳臻音楽事務所 | - | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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