レッスン日記
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音楽院の生徒さんにレッスンの感想を語っていただくページです。
演奏旅行&定期演奏会に参加して
 横浜磯子教室 Oさん

演奏旅行と定期演奏会、両方に参加するというのは、時間的にも体力的にも精神的にも、
本当に大変なことですねぇ。 専業主婦の私としては、経済的にも大変でした。 

それでも、振り返ってみれば、すべてが楽しい思い出になってしまうのは不思議。

二つのイベントに共通して、私に与えられた課題は、陳先生とKさんとイベントの最後に三重奏をすることでした。

先生と演奏をするとは、いったいどういうことなのか? 何を求められているのか? 三重奏である理由は? 
先生から初めて話を聞かされた段階では、あまり深く考えてはいませんでした。

練習が始まってすぐ、先生と演奏することの難しさに気づきました。 
先生の美しい音と、あまりにもかけ離れた幼稚な音では、ハーモニーにならないからです。
同じレベルの音は出せなくても、今より少しでも良い音が出るように、弓の角度や楽器の位置などに気を付け、
ビブラートも最後まで入れて、一音一音丁寧に弾かなければなりません。

三重奏をする理由。 三人で息を合わせる難しさにチャレンジする事。 
大合奏の時のような指揮がないので、先生の演奏を直接見て息を合わせなければなりません。
慣れないうちは楽譜ばかり見て、勝手に一人で弾いていると言われてしまいました。
どのタイミングで先生を見て合わせるのか、しっかりとポイントを押さえて実行しなければいけません。

先生から求められたことで、今でも出来ないのが、右手の指の先まで「気」を通すことです。
非常にとらえ難い感覚ですが、自分がいまだに「気」の通った演奏ができていないことだけは痛感しています 

2回のリハーサルを終え、とうとう福建への演奏旅行となりました。

旅行2日目、交流演奏会が終わり宴会も終わりに近くなった頃、陳先生がソロ演奏。
そしていよいよ三重奏です。
先生から、笑顔で演奏と言われていたので、頑張って笑顔…のつもり。

舞台の前にいらっしゃるのはプロの音楽家ばかり、恥ずかしいやら、緊張するやら、まったく心臓に悪かったです。
私の演奏がまだまだ未熟で、陳先生には満足していただけなかったと思いますが、何とか無事に演奏し終えました。

帰国後、さらに練習を求められたことは、言うまでもありません。 

定期演奏会の演奏では、暗譜という新たな課題が課され、不慣れな私としては不安でいっぱいでした。
案の定、当日のリハーサルは悲惨。
直前まで他の仕事をしており、頭が切り替えられなかったせいか、リハ演奏の一曲目から頭が真っ白に。

一気に落ち込みました。 本番、大丈夫なのだろうか、と考えると本当に怖かったです。
きっと先生は、もっと心配だったと思います。

不安な気持ちは、それからずっと続きました。いつになったら三重奏のために集中できるのか?
とにかく早く集中しなくては。 そんな気持ちに捕らわれてしまいました。

司会の担当が終わると、一気に自分に集中しようと試みました。
先生との演奏で、頭が真っ白なんて失敗はもう繰り返すことはできません。
プレッシャーは福建の演奏会と比べものになりませんでした。 ほとんどパニックです。

舞台の裏にKさんと待機している間も、手元には楽譜。 ところが何度見ても頭に入ってきません。
そこでやっと、自分を信じるしかないと諦めました。
今まで練習してきて、自分のなかには楽譜があるのだと信じるのみでした。

舞台はライトで明るく、そして客席はかなり暗かったです。 生徒さんの演奏の時と、ライトの設定が違います。

これはまさに先生の『舞台』なのです。 先生の舞台に上がる責任の重さ。

客席が暗いことで、気持ちが少し落ち着き、集中力が上がりました。
ただ、緊張して音がかすれたり、出なかったりしてしまいました。間違ったところもありました。
教わったことが全然できてなかったような気がします。 それでも、終わりました。

先生との演奏には、責任とプレッシャーがありますが、学ぶ喜びと演奏の喜びもあります。
先生には本当に感謝です。(でも、次は他の生徒さん選んで下さいね。ははは。)

演奏旅行と定期演奏会が終わって、今は、また次の課題(賽馬)に向けて頑張っています。

でも、その課題があまりにも重すぎて、先日のレッスンでくじけそうになり「気合いだ」と小さくつぶやいたところ
…「欲しいのはリズムだよ」と言われてしまいました。
ごもっとも。

長い文を、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

再見。

| 陳臻音楽事務所 | - | 14:43 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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